手続情報データ仕様

e-Gov電子申請サービスを利用して電子申請を行う場合に、e-Govが申請データに対して整合性チェック、形式チェック等を実行する際の基準となる手続情報を手続データとして公開しています。
手続データは、電子申請対象手続に組み込まれている様式数分の様式データと1つの手続属性データにより構成されます。

詳細な内容については申請書/申請データ構造についてPDFをご確認ください。

手続データのデータ構造

申請書様式構造仕様

申請書XMLは様式ごとにタグ構造が異なります。申請書XMLに共通する要素について以下に示します。

必須タグ

申請書XMLの必須タグ
項目 内容 フォーマット
DataRoot 申請書XMLのルート
DataRoot > 様式ID 申請書の固有番号 文字種:半角英数字 最大18文字
DataRoot > 様式バージョン 申請書の版数 文字種:半角数字
フォーマット:NNNN ex)0001
DataRoot > STYLESHEET スタイルシートのファイル名 文字種:半角 最大256文字
フォーマット:ファイル.xsl
(ファイルパスは含めない)
DataRoot > 様式コピー情報 続紙追加(様式コピー)の可否を判定するフラグ 文字種:半角数字 1文字
0:続紙追加 不可
1:続紙追加 可

年月日タグ

e-Govの形式チェック機能を利用して年月日の入力チェックを実装する場合、申請書XMLの年月日タグは以下のいずれかのパターンのタグ構成により記述されます。なお、○○○は任意の文字列とし、○○○配下は必須タグ(空タグ可)とします。なお、下表に明示していないタグが含まれる場合は、入力チェック対象外となります。

パターン1 年号年
項目 内容 フォーマット
○○○
○○○ > 年号 ○○○年月日の年号 文字種:全角 最大2文字
○○○ > 年 ○○○年月日の年 文字種:半角数字 最大4文字
パターン2 年号年月
項目 内容 フォーマット
○○○
○○○ > 年号 ○○○年月日の年号 文字種:全角 最大2文字
○○○ > 年 ○○○年月日の年 文字種:半角数字 最大4文字
○○○ > 月 ○○○年月日の月 文字種:半角数字 最大2文字
パターン3 年号年月日
項目 内容 フォーマット
○○○
○○○ > 年号 ○○○年月日の年号 文字種:全角 最大2文字
○○○ > 年 ○○○年月日の年 文字種:半角数字 最大4文字
○○○ > 月 ○○○年月日の月 文字種:半角数字 最大2文字
○○○ > 日 ○○○年月日の日 文字種:半角数字 最大2文字
パターン4 年号年度
項目 内容 フォーマット
○○○
○○○ > 年号 ○○○年月日の年号 文字種:全角 最大2文字
○○○ > 年度 ○○○年月日の年度 文字種:半角数字 最大4文字
パターン5 年号年度月
項目 内容 フォーマット
○○○
○○○ > 年号 ○○○年月日の年号 文字種:全角 最大2文字
○○○ > 年度 ○○○年月日の年度 文字種:半角数字 最大4文字
○○○ > 月 ○○○年月日の月 文字種:半角数字 最大2文字
パターン6 年月
項目 内容 フォーマット
○○○
○○○ > 年 ○○○年月日の年 文字種:半角数字 最大4文字
○○○ > 月 ○○○年月日の月 文字種:半角数字 最大2文字
パターン7 年月日
項目 内容 フォーマット
○○○
○○○ > 年 ○○○年月日の年 文字種:半角数字 最大4文字
○○○ > 月 ○○○年月日の月 文字種:半角数字 最大2文字
○○○ > 日 ○○○年月日の日 文字種:半角数字 最大2文字
パターン8 YYYY/MM/DD
項目 内容 フォーマット
○○○
○○○ > 西暦 YYYY/MM/DD形式 文字種:半角数字
フォーマット:YYYY/MM/DD

形式チェックルール

形式チェックは、申請書入力時の単項目チェック、サーバ側での相関項目チェック・条件必須チェックで、入力値の妥当性のチェックルールを定義しています。形式チェックは1つのチェック対象XMLに対して1ファイル(省略可能)で構成されます。

形式チェック内容
No チェック内容 概要
1 入力不可 入力データがないこと
2 省略不可 入力データがあること
3 入力文字種チェック 無し
3-1 半角英字 入力データが半角英字であること
3-2 半角文字 入力データが半角文字であること
3-3 全角ひらがな 入力データが全角ひらがなであること
3-4 全角カタカナ 入力データが全角カタカナであること
3-5 全角数字 入力データが全角数字であること
3-6 全角文字 入力データが全角文字であること
3-7 空白文字使用不可 入力データに空白文字が使用されていないこと
3-8 日付 注1
3-8-1 年号 注1
3-8-2 注1
3-8-3 注1
3-8-4 注1
3-8-5 年度 注1
3-8-6 西暦(YYYY/MM/DD形式) 注1
3-9 指定文字 入力データが指定された文字で構成されていること
3-10 メールアドレス 入力データがメールアドレスの形式であること
3-11 住民票コード 入力データが住民票コードであること
3-12 郵便番号 入力データが郵便番号であること
3-13 電話番号 入力データが電話番号であること
4 文字列内容チェック 無し
4-1 文字列数比較 無し
4-1-1 文字数 入力データが指定されている文字数と一致・範囲内であること
4-1-2 全文字数一致 入力データが指定されている文字数と一致・範囲内であること
4-1-3 範囲内 入力データが指定されている文字数と一致・範囲内であること
4-2 文字内容 無し
4-2-1 文字列内容 入力されたデータの文字内容の比較を行う
4-2-2 一致 入力されたデータの文字内容の比較を行う
4-2-3 不一致 入力されたデータの文字内容の比較を行う
5 数字内容チェック 無し
5-1 整数部桁数 無し
5-1-1 桁数 整数部桁数+小数点以下桁数(固定数字)の場合、入力文字種に合わせてチェック項目を構成する
5-1-2 桁数一致 整数部桁数+小数点以下桁数(固定数字)の場合、入力文字種に合わせてチェック項目を構成する
5-1-3 範囲内 整数部桁数+小数点以下桁数(固定数字)の場合、入力文字種に合わせてチェック項目を構成する
5-2 小数部桁数 無し
5-2-1 桁数 小数点以下桁数の場合、入力文字種にあわせてチェック項目を構成する
5-2-2 桁数一致 小数点以下桁数の場合、入力文字種にあわせてチェック項目を構成する
5-2-3 範囲内 小数点以下桁数の場合、入力文字種にあわせてチェック項目を構成する
5-3 数値範囲 無し
5-3-1 指定値・境界値 注2
5-3-2 注2
5-3-3 注2
5-3-4 注2
6 個人番号チェック 入力データが先頭11桁の番号に基づいて得られる検査用数字が入力されたものと一致すること
7 法人番号チェック 入力データが12桁の基礎番号に対して得られる検査用数字が入力されたものと一致すること

注1 以下の内容について日付検証を行う。

注2 入力データの値が以下の通りであること

形式チェックのタグ構成
No 項目 チェック内容
1 checkRoot ルート
2 checkItem 単項目チェック情報
2-1 xPath 単項目チェック対象の場所
2-2 errtag エラー情報に使用する名前
2-3 errorChangeBackColor 入力エラー時の背景色変更設定
2-4 inputCheck 単項目チェックのチェックルール
2-5 correlationCheckItem 単項目に対する相関項目チェック情報
2-5-1 logic 論理条件
2-5-2 and 論理積
2-5-3 or 論理和
2-5-4 xor 排他的論理和
2-5-5 nand 否定論理積
2-5-6 nor 否定論理和
2-6 condition 相関関係条件
2-6-1 xPath 相関項目チェック対象の場所
2-6-2 errtag エラー情報に使用する名前
2-6-3 inputCheck 相関項目チェックのチェックルール
3 correlationCheckAll 全体に対する相関項目チェック情報
3-1 logic 論理条件
3-1-1 and 論理積
3-1-2 or 論理和
3-1-3 xor 排他的論理和
3-1-4 nand 否定論理積
3-1-5 nor 否定論理和
3-2 condition 相関関係条件
3-2-1 xPath 相関項目チェック対象の場所
3-2-2 errtag エラー情報に使用する名前
3-2-3 inputCheck 相関項目チェックのチェックルール
4 kouseiCheckItem 条件必須チェック情報
4-1 xPath チェック対象XMLの単項目チェック対象の場所
4-2 Errtag エラー情報に使用する名前
4-3 inputCheck 単項目チェックのチェックルール
4-4 correlationCheckItem 単項目に対する相関項目チェック情報
4-4-1 logic 論理条件
4-4-1-1 and 論理積
4-4-1-2 or 論理和
4-4-1-3 xor 排他的論理和
4-4-1-4 nand 否定論理積
4-4-1-5 nor 否定論理和
4-4-2 condition 相関関係条件
4-4-2-1 xPath 相関項目チェック対象の場所
4-4-2-2 errtag エラー情報に使用する名前
4-4-2-3 inputCheck 相関項目チェックのチェックルール
4-5 conditionCheck 構成管理情報XMLチェック情報
4-5-1 Errtag エラー情報に使用する名前
4-5-2 attachedDocName 添付書類の名称
4-5-3 attachedType 添付書類の添付条件
5 integrityCheckItem 郵便番号、都道府県チェック情報
5-1 post 郵便番号のxPath
5-2 prefecture 都道府県のxPath
5-3 corporate-number 法人番号のxPath
6 correlationConditionCheck 無し
6-1 checkItemTrue 相関関係チェックの正情報
6-1-1 xPath 相関項目チェック対象の場所
6-1-2 errtag エラー情報に使用する名前
6-1-3 inputCheck 相関項目チェックのチェックルール
6-2 checkItemFalse 相関関係チェックの否情報
6-2-1 xPath 相関項目チェック対象の場所
6-2-2 errtag エラー情報に使用する名前
6-2-3 inputCheck 相関項目チェックのチェックルール
6-3 Logic 論理条件
6-4 Condition 相関関係条件
7 correlationCompareCheck 項目間チェック情報
7-1 comparison 比較条件
7-1-1 equal
7-1-2 moreThan
7-1-3 lessThan
7-1-4 stringEqual 文字列一致
7-2 conditionWith 無し
7-2-1 xPath 相関項目チェック対象の場所
7-2-2 errtag エラー情報に使用する名前
7-2-3 add
7-2-4 sub -
7-2-5 mul ×
7-2-6 div ÷
7-2-7 date 日付フォーマット
7-3 conditionTo 無し
7-3-1 xPath 相関項目チェック対象の場所
7-3-2 errtag エラー情報に使用する名前